2016.1.17

東京23区で大雪、積雪10cmの予報。ところで犬は雪が降るとなぜ喜ぶのか？

東京地方は、今夜（2016年1月17日）から、明日にかけ関東地方の広い範囲で雪が降り、大雪となるおそれが高くなっています。

また、東京23区では明日正午までに、10センチの雪が降る見通しの予報が発表されました。

週明け月曜日の通勤にも影響が出る可能性が高いので、明日は少し早起きして、電車遅延情報など確認しながら気をつけて通勤してください。

犬は雪が降るとなぜ喜ぶのか？

雪が降ると皆さんの頭の中で流れる音楽は何ですか？

私は、『雪やこんこ　あられやこんこ・・・』が歌い出しの『雪（ゆき）』（※1911年の『尋常小学唱歌（二）』初出の文部省唱歌。）が流れてきます。

そして、続くフレーズは『犬は喜び　庭かけまわり猫はこたつで丸くなる』と締めくくられますが、犬は本当に雪が好きなのでしょうか？

少し調べてみると、いろいろな動物行動学の博士たちが考察していました。

さまざまな見解がありますが、大きくまとめると『犬は新奇の物に対してそれを調べたいという要求を持っているため』のようです。

日ごろ雪の降らない地域で飼われている犬が、見慣れた景色が一夜にして雪景色になり、いつもと違う匂い、景色、地形や周囲の音に犬は興味を持ち、そして雪に触れて体に感じる雪の感覚が犬にとって刺激的ななのだと思います。

くれぐれも怪我などしないように気をつけてください。

明日雪が積もったら、ワンちゃんと外で遊びたい、遊ばせたいと駆り立てられる飼主さまも多くいらっしゃると思いますが、都内は積雪を考慮した道路や設備がありません。

東京地方で積雪があると必ず『積雪による転倒事故』のニュースが報道されます。

ワンちゃんを喜ばせるために散歩に出たは良いものの、飼い主さまが転倒され、怪我をされますと『しばらくお散歩やお休み・・・』なんて、まさに本末転倒な結果になってしまってはワンちゃんも困ります。

明日のお出かけの際には、滑りにくい靴を履き、時間に余裕をもって行動されるようにしてくださいね。